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冷えについて ②東洋人として

2018年12月26日

スタッフの渡部睦美です。

先日のブログの続きです。

冷えについての個人的な意見を、欧米人との比較の点からお伝えしました。

続きの今回は、東洋人、なかでも生活環境が日本人により近いであろうと思われる中国人、韓国人について。

渡部 健志さんの写真

(今年の夏の香港の写真です)

韓国の人は、温めるのが上手ですね。

伝統的な床暖房のオンドル部屋、汗蒸幕によもぎ蒸し。

身体を温めることが身近ですし、美容と健康の大元にもなっていると感じます。

では、中国の人はどうでしょう。

私の個人的な経験に基づく印象ですが、中国人は温かい飲み物が本当に好きです。

一番身近な例を挙げると、中華料理。

常に温かいお茶が供されます。

お酒も温めて飲むことがありますね。日本の熱燗や焼酎お湯割りのように。

渡部 健志さんの写真

(ローカルな飲茶レストランで、お茶を使って器を洗っているところ。

香港の友人に教えてもらいました。得意気です。)

一方で欧米では、食事中の飲み物は最初から最後まで冷たいものが一般的です。

欧米のバーやクラブで長時間過ごしていると、私は途中で温かいものが欲しくてたまらなくなります。

CA時代、中国人のお客様が多いフライトで、いつも起こる現象がありました。

それは、ミールサービスの後のお湯のリクエストです。

みなさん、各々マイボトルをお持ちで、その中にお湯を入れてくれと、あちこちから呼び止められるのです。(「お湯攻撃」と命名していました)

今でこそ、日本人の間でも水筒を持ち歩くのはメジャーになっていますが、中国の方は20年前からそれが当たり前でした。

私が20年より前のことを知らないだけで、ずーーーっと続いている習慣なのかもしれません。

ある日のフライトでは、先輩のシンガポール人クルーにこう言われたことがあります。

「女の子は冷たい飲み物を飲んだらダメよ。」

まだ若かった私は、「そうなんだ。なんでだろう?」

と受け取った記憶しかありません。

でも、今となっては彼女と同じことを思います。

また、シンガポールでは、屋台のドリンクメニューに目を凝らすと

「湯」

が売られていたりします。

中国の空港では、お湯も水も出る給水器がいたるところに設置されています。

渡部 健志さんの写真

(香港の乾物店の集中するエリアにて)

人種的にも、文化的にもとても近い中国、韓国。

彼らは日常生活の中で、冷えへの対策が自然にできていると感じます。

とはいえ、韓国では最近子どもの留学が増えているとのこと。

北米便に乗務すると、韓国人の若い子たちが大量の氷入りの炭酸飲料を飲んでいる姿をよく目にしました。

上手に温められる国の人たちなのに、もったいないな、将来が心配だな、と思って見ていました。

私たちも、冷えを放っておいてはいけないと思います。

日本人の生活は明治維新後、あるいは戦後、どんどん西洋化されて、いまや定着しています。

そうなる前の日本人の生活習慣を探ってみることも必要なのだと思います。

もっと近い過去、例えば、自分が子供だった頃でさえ、今とは違う習慣があったはずです。

例えば、女の子は冬場毛糸のパンツを履く、(履かされる?)とか。

私たちの育った頃と、私たちの親の世代、祖母の世代、それぞれ違った習慣があったはずです。

そんなに遠い過去ではないのに。

どんなに生活が西洋化されようとも、私たちの身体の作りはは東洋人です。

東洋の知恵、過去の知恵は、私たちの身体に合う解決策を教えてくれるのではないでしょうか。

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