Casa de TAKE4

我身自操 -“Casa de TAKE4″とは-

2010年1月3日

“Casa de TAKE4″とは、カイロプラクター渡部健志の整体院「施術室まおん」と、ブラジルカポエイラ協会コハダンジコンタス東京支部が利用する「カポエイラ目黒道場」がある場所のことである。
 
なぜカイロプラクティックの施術室とカポエイラ道場が同じ場所にあるのか?
それはただ、カイロプラクターである私がカポエイラを好きだからである。
しかし、カイロという視点から見えてくる、カポエイラの大きな可能性を信じているからでもある。
 
私が初めてカポエイラに出会ったとき、人間の身体はここまで動くことができるのかと感動した。しかも、それが個人技ではなく、二人のアドリブによる駆け引きの中で行われていることにさらに驚いた。
少年時代に憧れていたカンフーをも遥かに超えた衝撃だった。
しかし、カイロの勉強や施術経験が進むにつれて、カポエイラの動きが超人的な動きから、少しずつ身近なものへと近づいてきた。
 
私のカイロの施術スタイルは、決して「自分の技術で治してあげる」といった一方的なものではない。身体のバランスを整えるということももちろん行うが、それ以上に、いかに普段の生活で自分の身体を意識して操作し、バランスが悪くならないように維持していくかを個人個人に知ってもらうこと、その「気付き」に重点を置いている。
 
「我身自操」
自分の身体を自分で意識して操作する。
カポエイラではカイロと同じく、この意識を強く持つことができる。
 
もちろん、上記はカポエイラ以外のすべての運動やスポーツにおいても共通することなのだが、スポーツは競技性が高くなればなるほど「勝ち負け」「記録」などの概念が、身体の意識を邪魔してしまうおそれがある。それらの邪魔を最初から抜きにして行える身体運動として、私はカポエイラ以上のものを知らない。
何故ならカポエイラは、試合という形式の中で相手に勝つことを目的としているのではなく、歌と音楽のリズムのなかで相手と攻撃や技の駆け引きを楽しむことを目的としているからである。だから、上を目指すことに限界が無い。
 
人というものは、自分の身体的能力についつい限界の線を引いてしまいがちである。身体に腰痛などの不調があって、それが自分の日常生活の行いのせいだと気付きながらも、なかなか行動を起こすことができない。
カポエイラというすごいものを見ても、多くの人は「身体が固いから」「逆立ちができないから」と自分に言い聞かせてあきらめる。
 
なぜこのようになるのか?
それはただ「知らない」からである。
 
自分の身体には、自分で気付いていない可能性がいっぱい残っている。
それを知れば知るほど、道は開けてくる。
思い切って一歩踏み出してみよう。
その先にはきっと、今では想像もできない人生の豊かさが広がっているはずだ。
この場所が少しでもその手助けとなることができれば、それは私にとって無常の喜びである。
 
 

2009年4月19日
Casa de TAKE4 代表
渡部健志

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