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パンプローナ Panplona その1

2017年8月10日

7月9日(日)この旅の最終目的地であるパンプローナに向かいました。

パンプローナでは3日前から日本でもスペインの牛追い祭りとして有名なサン・フェルミン祭が開催されています。

初日7月6日の開会式から祭りが始まり、祭りのメインである2日目から8日間毎朝牛追いが行われます。

 

すでに2日前にサラゴサからサン・セバスティアンに向かうバスの経由地としてパンプローナを通っていたので町の雰囲気は知っています。

町にいる人の99%が白のTシャツに白のズボン、赤い小さなスカーフと赤の腰巻をしています。

ホテルについて早速上下白の服に着替えましたが、まだスカーフと腰巻を持っていません。

この中途半端な服装がとても恥ずかしく感じます。

1分でも早く購入したい気分です。

ホテルの人に聞いたところホテルのすぐ裏の広場に出店がいっぱい出てるとのことで、すぐに向かい、1軒目の出店ですぐに購入しました。

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これでバッチリです。

むっちゃんはそこまでこだわってないのでこんな感じです。

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一安心し、祭りの中心部である旧市街に入っていきました。

サン・フェルミン祭りは日本では牛追いばかりがテレビで放映されますが、本来はパンプローナの守護聖人であるサン・フェルミンを称える祭りです。

牛追いだけでなく、町の中は一日中祭り一色です。

旧市街のいたるところで催し物があり、プログラムを見ながらあっちへ行ったりこっちへ行ったりします。

 

しかし、町の中は人でいっぱい。

プログラムに載っている催し物など関係なく、いたるところに人があふれています。

 

教会の前から素敵な歌声が聞こえてきました。

おじさんたちのコーラスグループです。

とても上手で、1曲終わるごとに拍手が沸き起こります。

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その教会から少し進んだところに市庁舎があります。

ここが牛追いを見るためのおすすめポイントの一つらしいです。

牛追いのルートを作るための木の柵の一部がありました。

おそらく残り部分を祭りの期間は毎朝組み立てるのでしょう。

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さらに町の中を進むと色んな所で音楽隊に出会います。

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いかにも民族音楽といった感じです。

 

こちらの音楽隊はなんか楽しげです。

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後ろからいっぱいの人がついていき、音楽のテンポが変わったところでみんな指パッチンをしながらくるくる回転して踊り始めます。

むっちゃんも楽しくてついつい一緒に踊ってしまいます。

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次に明日の牛追いを最高のポジションで見るための下見をすることにしました。

牛追いは市庁舎の裏から牛がはなたれ、旧市街を駆け抜け、闘牛場までの約800mで行われます。

スタート地点にはこんな看板があります。

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とても分かりやすいです。

 

途中の400mほどの区間は両サイドが建物で、逃げ場のない少し登坂の最も危険な道が続きます。

ここで見るのが一番面白そうですが、なにしろ狭い道で、そこいっぱいに人と牛が通過していくので一般の見学できるポイントが全くありません。

この区間はその両サイドの建物の2階以上に住む人とその人に招待された人たちの特別なスペースです。

うらやましいですが、こればかりはどうしようもありません。

やはり早起きをして市庁舎の前から見るのが良さそうです。

 

いったんホテルに帰って休憩し、20:30頃から再度祭りの会場に向かいました。

21:00過ぎになると少し薄暗くなり始め、昼間は32℃あった気温もすでに20℃くらいまで落ちてきています。

これが空気が乾燥しているということでしょうか?

日本の蒸し暑い感じと違ってとても快適です。

いや、少し肌寒さを感じるくらいです。

 

21:45から市庁舎の前で子ども向けの催しがあるとのことでそれを見に行くことにしました。

市庁舎の前に着くとすでに多くの子どもとそのお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんたちでいっぱいです。

みんな市庁舎の裏に続く路地の奥の方を見ながら待っています。

しばらくすると路地の奥がパーッと明るくなりました。

火花が飛び散って煙も上がっています。

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なんだなんだとより興味がわいてきます。

しかし、その瞬間みんなが一気に振り返ってこちらに向かって逃げ始めました。

何事かと思って見ていると、牛が背中に花火をつけてやってくるように見えます。

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正体はこいつでした。

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冷静に見ていると笑えますが、実際に近づいてくると若干パニックになります。

こうやってパンプローナの子どもたちは小さいうちから大人になったときの牛追いに向けて鍛えられているのでしょう。

 

しかし、突然予想もしてなかった出来事が起きました。

まさにこの写真を撮っているときでした。

ズボンの右前のポケットに入れていた財布がスーッと動き、ズボンから出ていきました。

とっさに反応し、ポケットの少し後方をめがけてシャッターを押していた右手で払いました。

誰かの手に命中し、パサッと財布が地面に落ちました。

暗くなった地面で財布の位置を確認し、拾いながら犯人を確認しました。

すると小太りのおじさんが「見ろ!花火だ花火だ!」と言いながら走って逃げていきました。

追うこともできましたが、見逃してやることにしました。

 

しかし、間一髪でした。

これで財布を取られていたらテンションがた落ちは確実でした。

楽しかったスペイン旅行すべてがパーになるくらいのショックを受けていたに違いありません。

取り戻した財布で屋台でご飯を食べ、翌朝の牛追いに向けて早めに寝ることにしました。IMG_4785

 

食べ終わった後は夜空に花火が上がっていました。

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楽しみまくっているスペイン旅行もいよいよ明日が最終日となりました。

少しさみしい気持ちと、牛追いを始めて見るドキドキが入り混じりながら最後の夜は過ぎていきました。

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