カポエイラ目黒道場

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カポエイラとは

カポエイラはブラジル生まれの格闘技です。
 
その誕生の説として、ブラジルに奴隷として連れてこられたアフリカ人が主人からの虐待から身を護るための護身術として編み出した、あるいは仲間たちとの遊びの中から生まれたなどがあります。
 
カポエイラの動きは独特でダンスのようにもみえます。護身術をカムフラージュするためにダンスのようになったのか、元々遊びだったものが護身術になったのかはよく分かっていません。
 
カポエイラは「遊びだ」「ダンスだ」と解釈されることもあるようですが、私たちは「格闘技」という意識をしっかり持ち稽古をしています。
 
ただ、カポエイラは勝敗がないので他の格闘技と明らかに違います。
 
一般的なスポーツのように得点制やポイント制があるわけではなく、「勝ち負け」を競い合ったり、記録に挑戦したりしていくものでもありません。
 
「勝敗」を競うことや記録を残すことを目的としていなくても、みんな上手になりたいし強くなりたい。そして「体を動かす事を純粋に楽しみたい!!」という気持ちがあれば誰でも楽しむことができるのがカポエイラです。
 
スポーツとは違った価値観の中で、運動するということの本質を自分自身で発見することができます。
 
また、楽器の演奏や歌などリズムがあるところも他の格闘技と大きく違う点で、最大の魅力でもあります。
 
カポエイラは、仲間達と輪(ホーダ)を作り、皆でうたう歌や奏でる楽器のリズムにのって、練習した技を競い合います。歌や楽器やリズム、そして相手との調和がとれた時に自然と楽しさがあふれ出てきます。そこには性別も年齢も体格差も何一つ個々を隔てるものはなく、皆と意気のあった時の心地よさを知ることができます。
 
ホーダのリズムの中で、勝ち負けを競うわけでなく、身体を自由に動かしつつ相手との調和を大切にしていくカポエイラ・・・。
 
カポエイラは近い未来、現在日本において希薄になった人間関係をかつてのような幅広い年齢の人たちとの温かい関わりを持った人間関係へと取り戻してくれる大きな希望になると信じています。
 
今コハダン・ジ・コンタス日本支部では続々と2世が誕生しています。
 
生まれた時から自然と幅広い年齢層の中で育ち、その中でいろんなことを学びながら成長しています。カポエイラのホーダの中にトコトコと入ってきても誰一人いやな顔をする人はいません。それどころかみんなが笑顔で迎えてくれます。
 
今、2世誕生によって新たな流れができてきた日本のカポエイラがこの先さらに年数を重ねることにより、より理想的な社会づくりへのモデルとして貢献できることを確信しております。
 
 
2009年4月19日
カポエイラ目黒道場
道場主 渡部健志

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